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猫に食べさせてはいけない『お正月の食べ物』4選!誤飲時の対処法まで

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2026.01.01

皆さま、明けましておめでとうございます。 京都で猫ちゃん・ワンちゃんの個性を大切にするペットシッターCOCCOLE(コッコレ)です。

いよいよ新しい一年が始まりましたね。ご家族でゆっくりとおせち料理を囲んだり、お酒を嗜んだりする楽しい時間をお過ごしのことと思います。しかし、私たちが楽しむ「お正月の味」の中には、猫ちゃんにとって命に関わる危険が潜んでいることをご存知でしょうか?

今回は、京都のペットシッターとして多くの猫ちゃんと接してきた経験から、猫が食べてはいけない「お正月の食べ物」4つと、万が一の対処法について詳しく解説します。


1. 餅(もち)

お正月といえばお餅ですが、猫にとっては非常にリスクの高い食べ物です。 餅自体に中毒成分はありませんが、最大の危険は「粘着性の強さ」にあります。

  • 喉に詰まらせるリスク: 小さな体格の猫にとって、餅は喉や食道に詰まりやすく、窒息の恐れがあります。

  • 消化への負担: 猫にとって餅は消化が悪く、誤食すると嘔吐や下痢を引き起こす原因になります。

猫が自ら進んで食べることは少ないですが、好奇心旺盛な子や、きな粉などの香りに釣られて口にしてしまうケースがあるため、十分な注意が必要です。

2. おせち料理

色鮮やかなおせち料理は、保存性を高めるために大量の塩分や糖分が使われています。

  • 塩分の過剰摂取: 高血圧や腎臓への大きな負担となります。特に持病がある猫ちゃんは悪化の恐れがあります。

  • 糖分と添加物: 栗きんとんや煮豆の砂糖、練り物の添加物には、猫に有害なものが含まれている場合があります。

  • 物理的な危険: 昆布巻きや数の子などは固く、噛まずに飲み込んで喉を傷めたり詰まらせたりする危険があります。

3. エビ・カニ(甲殻類)

豪華な食卓を彩るエビやカニも、猫には避けたい食材です。

  • ビタミンB1欠乏症: 生の甲殻類には、ビタミンB1を破壊する酵素「チアミナーゼ」が含まれています。摂取すると食欲不振や痙攣、ふらつきの原因になります。

  • 消化不良: 加熱すればチアミナーゼは失活しますが、そもそも消化に悪い食材であるため、与えないのが一番です。

  • ※サバ、鮭、イワシなどの青魚にもチアミナーゼが含まれているため、お正月の焼き魚等にも注意しましょう。

4. アルコール

お屠蘇(おとそ)やお酒は、猫にとって猛毒です。

  • 分解できない体質: 猫は体内でアルコールを分解できず、少量でも急性アルコール中毒(ふらつき、嘔吐、呼吸異常)を引き起こします。

  • 意外な盲点: お酒そのものだけでなく、みりんや料理酒を使った煮物、グラスに残った数滴を舐めるだけでも危険です。


万が一、食べてしまった時の対処法

もし猫ちゃんが誤って食べてしまったら、まずは飼い主様が落ち着くことが大切です。

  1. 何を食べたか・いつ食べたか・量を把握する

  2. 餅が詰まった場合: 無理にかき出すと奥に押し込む恐れがあります。呼吸を確認し、すぐに動物病院へ連絡してください。

  3. アルコールの場合: 少量でも命に関わります。たとえ元気そうに見えても、すぐに獣医師へ相談しましょう。

  4. 動物病院へ伝えること: 「何を」「いつ」「どのくらい」食べたかをメモして伝えると、処置がスムーズになります。


京都の年末年始を安全に過ごすために

お正月期間は、多くの動物病院が休診や特別診療体制に入ります。京都市内でも、すぐにかかりつけ医に連絡が取れないケースがあるため、「食べさせない環境作り」が何よりの守りとなります。

  • 料理を出しっぱなしにしない

  • 落ちた食べ物はすぐに拾う

  • お酒のグラスはすぐに片付ける

私たちペットシッターCOCCOLE(コッコレ)は、飼い主様が不在の時だけでなく、日常の些細な「困った」にも寄り添える存在でありたいと考えています。

猫ちゃんと共に健やかで幸せな一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます!