愛犬が急に「吐く」のを見ると、飼い主様は心臓が止まるほど驚き、不安になりますよね。「様子見で大丈夫?」「すぐに病院に連れて行くべき?」と判断に迷うはずです。
この記事では、犬が吐いた際にまず確認すべき「緊急性の見分け方」と、命に関わる危険なサインを解説します。愛犬の安全のために、ぜひ最後までご覧ください。
1. 🔴 まず確認!犬が吐いた物の「色」で緊急性を判断する目安
犬の嘔吐物(吐物)の色や状態は、体内で何が起こっているかを推測する重要な手がかりになります。
| 吐物の色・状態 | 緊急性の目安 | 考えられる原因 |
| 黄色や緑色 | 様子見または低 | 空腹時の胃液や胆汁。食欲や元気に問題がなければ一旦様子見。 |
| 透明・白い泡 | 低 | 水や唾液、胃液。水をがぶ飲みした後や、軽い胃の不調。 |
| 未消化のフード | 低 | 早食いや食後の運動。単なる吐き戻し(緊急性は低い)。 |
| 赤色・ピンク | 高(要受診) | 胃や食道からの出血。すぐに病院へ連絡が必要です。 |
| 茶色・黒っぽい | 高(要受診) | 腸や消化器系の重篤な出血の可能性。 |
【重要】 上記はあくまで目安です。吐いた後、愛犬がぐったりしている場合は、吐物の色に関わらずすぐに動物病院に連絡してください。
2. 🏥 「犬が吐く」際にすぐに病院へ行くべき危険なサイン
次の症状が見られる場合は、一刻を争う事態の可能性があります。迷わず、かかりつけの動物病院へ連絡し、指示を仰ぎましょう。
① 嘔吐が止まらない・連続している(何度も吐く)
数時間おきに何度も吐く、または「吐こうとするが何も出ない(空嘔吐)」といった症状は、胃腸の疾患だけでなく、急性胃拡張・胃捻転など、命に関わる病気のサインかもしれません。
② 吐物に異物が混ざっている
ビニール片、おもちゃの破片、電池など、犬が飲み込んでしまった異物が含まれている場合、腸閉塞を起こすリスクがあります。無理に取り出そうとせず、病院で安全に処置してもらう必要があります。
③ 嘔吐と同時に他の重い症状がある
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元気がない、ぐったりしている
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下痢や血便を伴う
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発熱や痙攣がある
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お腹が異常に膨れている
これらのサインは、体のどこかで深刻な炎症や中毒が起きていることを示しています。
3. 🏠 吐いた後の安心ケアと注意点
愛犬が吐いた後に落ち着いてきたら、以下のケアと注意点を守りましょう。
① 吐物と状況を記録する
受診する際、「いつ」「何を」「何回」「吐いた後どうなったか」は非常に重要です。可能であれば吐物をスマホで撮影しておくと、診断の助けになります。
② しばらくは絶食・絶水にする
吐くことで胃腸が荒れているため、3〜4時間程度は水やフードを与えず、胃腸を休ませましょう。この間も嘔吐が続く場合は、すぐに病院へ連絡してください。
③ 運動は控え、安静にさせる
無理な散歩や遊びは胃腸に負担をかけます。吐いた日はできる限り安静にさせてあげましょう。
4. 📞 犬の体調不良に不安な時はご相談を
「犬が吐く」という状況は非常に心配ですが、まずは冷静な判断が愛犬の命を救います。
飼い主様の緊急時やご不在時、愛犬の急な体調変化にもマニュアルに基づき迅速に対応いたします。病院への連絡や緊急搬送の手配など、責任を持って愛犬を見守りますので、お気軽にご相談ください。